日立港木材倉庫株式会社
専務取締役 益子 様
時代の推移に合わせ、始まり、そして深まっていった会社同士の関係性
川友とのお取引を始めたのはいつからですか?
昭和50年代の後半でした。弊社は材木を扱う会社です。
時代の移り変わりによって、扱う木材も変化してきました。
取引の直接的な理由になったのは、扱う木材の中心が原木から製材に変わったこと。荷役のスタイルも変わり、荷主様の意向に沿うため、川友さんに荷役と配送について相談したところ、快くご協力いただけることになりました。
以来、木材業界の推移に合わせ、倉庫をお借りするなど、多岐に渡って助けていただいています。時代の変化に合わせ業務形態が変わることで、川友さんとの付き合いが始まり、そして深まっていったということです。
川友の良さはどのような点でしょうか?
私どもで扱う貨物は重量物が多く、当社の倉庫にも10トン天井クレーンという特殊な機械を設置していますが、それだけではたくさんの貨物を収めることができません。
川友さんはその設備付き倉庫をいくつも所有されているので、当社としてはとても助かっています。
私たちの要望に合致した設備があり、必要な部分を補ってくれているのです。
川友の強みとはどのような点だと思われますか?
やはり地元でお役立ちを果たし続けている川友さんですから、地理状況に明るいことも含め、強い情報網を持って活動されていることが強みではないでしょうか。
常陸那珂港はこれからも確実に発展していきます。
川友さんはますます活躍されるでしょうし、当社との繋がりも、より密接なものになるはず。
川友さんの倉庫、つまりは川友さんの力を借りて、私たち日立港木材倉庫はこれからの物流業務に臨んでいく所存です。
これまでのお取引で印象に残っているエピソードは?
30年ほど遡ります。受注する貨物のロッドは増えましたが、逆に人出が足りない状況。
そんな中、福島県のあるお客様の案件がありました。トラックに換算すると延べ数百台は必要という大規模な仕事です。
川友さんが粉骨砕身、渾身の姿勢で取り組んでくれたおかげもあり、その重要案件をクリアすることができました。
また、川友の現会長である当時の社長に「倉庫内を低温管理する環境を整えていただけませんか?」とお願いしたところ、快諾いただいたこともありましたね。何かを相談すれば、必ず前向きな形で真剣に検討してくれる。そういう優しいスタンスが、川友さんらしさだと捉えています。
川又社長は、どのような人物に映っていますか?
現会長の社長時代は、誰よりも従業員を大事にする方でした。そして取引先も大事にする。心の広さを感じました。
その意志を受け継いでいるのが現社長の川又道夫さん。穏やかな性格で、判断力に優れ、行動も迅速という素晴らしい経営者です。即決で大きな判断ができる方ですから、取引先の私たちとしても非常に頼もしい存在。
これからも、どうぞよろしくお願いします。